この記事は2021年3月11日 ver0.12.9.10988時点をもとに作成しています。
皆さんPSO-1スコープは使っていますでしょうか?
EFTのプレイの中では比較的初期に触ることが出来るスコープの1つです。
今回はそのPSOスコープのメモリと使い方、種類の違いを紹介していこうと思います。
PSOスコープの種類
現時点では3種類のPSOスコープがあります。
「PSO-1」、「PSO-1M2」、「PSO-1M2-1」
次の項から個々の詳細を記載していきます。
PSO-1
PSOスコープのなかで一番旧式の型です。
基本的には「PSO-1M2」とレティクルの違いはありません。
上図にノブがあり、現実では赤外線可視化フィルターがついており本来肉眼で見ることができない赤外線を可視化することが可能になる。しかしながら、EFT世界ではその機能が実装されていないため「PSO-1M2」との差がない。
現実の基本設計は1000までゼロインすることが出来るはずですがEFT世界では有効射程が600mとなっています。ゲームで実際にプレイした感じだと距離は300m弱が限界な気がします。
PSO-1M2
PSO-1の後継機が「PSO-1M2」
現実では赤外線可視化フィルター機能は時代とともに運用にそぐわなくなったため消えました。
レティクルは「PSO-1」と同じです。
PSO-1M2-1
PSO-1M2-1は「PSO-1M2」の派生のスコープです。
レティクルを覗いた時のレンジファインダーの距離が400mまでになったモデルです。
センターの「^」のレティクルがPSO-1とは異なり大きくなっています。
ゼロイン後に使用する場合は△のように見えるポイントの上の頂点に合わせて狙いを定めます。^が小さい「PSO-1」も同様です。
<PSO-1M2-1の説明の翻訳>
軍用グレードの狙撃光学スコープPSO1M2-1、zenit-belomo製。 この光学スコープは、4倍の倍率と6度のFOVを備えたさまざまなターゲットで、特殊な狙撃ライフル[vss]とドラグノフ狙撃ライフル[svd]を使用した精密照準射撃用に設計されています。
VSSとSVDで使用することが出来るような記述があるためVSS、SVDのほかにPP-19-01、AK-74Mも検証してみました。後ほど結果を記載します。
レンジファインダーの見方
今回はPSO-1ではなく比較的レティクルが見やすい「PSO-1M2-1」を使用して説明します。
青い枠:レティクル レンジファインダーとしての役割もありますが基本的には中心の「^」に注目
ピンク枠:人間の平均身長を表しています。1.7mを表示しています。
黄緑枠:レンジファインダーの距離を表しています。x100の値として読みます。単位は[m]。
まず会敵したらレンジファインダーで距離を測ります。
黄緑枠の1~4のすぐ上に横線があります。横線を敵の足元と合わせたときに頭部がどの位置に来るかにより大まかな距離がわかります。EFTをプレイした限りそこそこの精度で距離を測ることが出来ました。
上図の例だと黄緑枠の「1」の時に身長1.7mの人間がちょうど縦のラインに収まるとき
敵との距離は約100mと測ることが出来ます。
レイド直後のスコープのゼロイン距離は50mとなっています。レイド直後はデフォルトで100mに合わせておくことをお勧めします。
使い方の感覚が分からなければ記事下方の動画を参考にしてもらえればと思います。
現実のややこしい話(読み飛ばしていいところです)
PSOスコープにはたくさんの系統と弾薬ごとの専用スコープ、使用できるマウントの違いなどがあります。EFTではそのような面倒なことを考える必要はありません。
SVDSにあるサイドマウントとAKに付属しているサイドマウントは厳密には異なるものです。
そのためSVDSにPSOスコープを取り付けるにはSVD系用のスコープに取り付けるマウント。
AK系にPSOスコープを取り付けるためにはAK系用のスコープに取り付けるマウントが必要になります。
がそれも考える必要はありません。
そこで起こった疑問が同じスコープを使用してVSSとSVDに装備した場合使用する弾速が大きく異なるためゼロインはどのようにレティクルが動くのかが気になりました。
結論を記述するとゲーム内で武器によって自動的に調節されるので敵との距離を測り、ゼロインをすることで基本的に大丈夫でした。
オフラインレイドで実際に使用してみた結果
実際にオフラインレイドにてPSOスコープをいくつか使用して検証してみました。
下にこの結果の検証動画を載せておきます。狙撃シーン以外はカットしています。
音声や字幕は特にないので参考程度にどうぞ。
Scavの9人目は距離300近くでキルすることが出来ましたが、頭部を狙うのはかなり難しい印象でした。またゼロインもあまり考えずに使用していたため弾道が狙ったところより若干下がっていました。天候により見えなくなることも考えると長くても200mぐらいが比較的快適に使用できる範囲ではないでしょうか?(私の腕が至らないこともあるとは思いますが)
動画内の使用武器はSVDSのみですが、記事を書くにあたっていくつか武器を試してみました。
それぞれ感想を記述してみたので考察のきっかけや参考になれば幸いです。
以下の検証で使用した武器と狙撃に関する感想
<SVDSにPSO-1系を使用した感想>
使用している弾薬の弾速が速い為、ゼロインを50mに合わせた状態でも200mくらい離れていても当てることが出来ました。当てることはできてもゼロインはしていない為、ヘッドショットなどは狙うことはできません。精密射撃をする場合は正しくゼロインをする必要がありました。SVDSの「ACCURACY」は1.13と精度が高いです。そのためゼロインを行えば正確に着弾することが確認できました。
縦の反動は187と高い為、射撃直後の着弾観測は少しみづらいです。
<AS VALにPSO-1系を使用した感想>
ゼロインを正確にすることで100mぐらいであれば比較的正確に当てられるような感覚でした。
しかし、200m以上の狙撃を行ってみたところ弾速が元々遅い為、動体への命中は難しいです。
そのうえAS VALの「ACCURACY」は3.44と低くかなり弾がばらけます。射撃した感覚だと200mの距離でセンターに対象を狙った場合左右に人1人分は弾丸がばらける感覚でした。
PSO-M2-1を使用した感じだと100ぐらいが実用範囲だと思います。
セミオートで射撃を行いましたが、縦の反動は66と低く為、射撃後の着弾観測は見やすいです。
<SKSにPSO-1系を使用した感想>
弾速が700mと比較的速くゼロインが正しければ狙ったポイントに弾丸がちゃんと着弾しました。
200m~250mくらいは何とか命中させることが出来そうです。
しかし、ACCURACYが2.41なため、200mくらいであればほぼ狙い通りに命中。250m以上になると少しずれる感覚がありました。
縦反動は95ですが、狙撃に関しては射撃直後は見やすいと思います。
<AK-74MにPSO-1系を使用した感想>
AK-74Mは検証時にエルゴノミクスを高めたかった為、いろいろカスタムを施しています。
弾速は851mとはやくゼロインを正確にすることでSVDSと同様の精度で狙撃することが出来たように思います。250m以上の狙撃も行うことが出来ました。200m以上の距離でもヘッドショットを狙うことが出来ました。
縦の反動をカスタムで74まで下げていますが、4倍の倍率であれば射撃直後の弾丸の観測はかなり見やすくなります。
<PP-19-01にPSO-1系を使用した感想>
使用した弾薬はQUICKMARKERを使用しました。弾丸の速度は300m/sを切っています。VSSの弾丸より低速です。200m以上の狙撃は弾丸が極端に落下するため狙撃には向きません。
100mの距離でゼロインしても弾丸がかなり落ちます。武器弾薬ともにPSOスコープでの狙撃には向かなさそうです。
そのうえACCURACYが3.4と高くはない為、着弾点がかなりばらける印象でした。
狙撃にこの武器は向かないといえるでしょう。
まとめ
PSO系のスコープを使用するのであれば個人的には「PSO-1M2-1」が一番見やすく使いやすい印象でした。先述したようにEFT内で1000mを超える狙撃はできないため400mレンジまでの「PSO-1M2-1」が使いやすかったです。
使用する武器弾薬に関しては弾速が700m/s以上かつACCURACYが1~2の間であれば比較的狙撃はできる印象でした。
検証ではオフラインレイドのみだったためPMCとの戦闘は行いませんでしたがPSOスコープでも100-150mぐらいであればできそうな印象です。(場所と気象条件と運が重要ですが。。。)機会があれば今度挑戦してみようと思います。
以上です。