この記事は2021年12月10日 ver0.12.11.7.15680 時点を基に作成しています。
ついにパッチ12.12のトレーラが公開されました。
トレーラの内容に関して新しいものを考察していこうと思います。
かなり長い記事なると思うので最後までお付き合い願えたらと思います。
12.12.新パッチトレーラ
ほぼすべてのカットを収めてみました。
トレーラーのほぼすべてのカット
新要素の考察
考察は以下の構成で分けております。
- マップ編
- 新武器、武器関連パーツ編
- 新要素編
<マップ編>
まず冒頭のざっくりしたマップ感から見ていきます。
Shorelineのような海岸線や寂れた漁港、Reservのような植生と平たい地形から来る汚水処理施設、コテージ、ある程度視界の開けるヘリポートなどがあるようです。
将来的にはすべてのマップがつながるようなので全体のマップの位置を確認しながら見ていこうと思います。全体のマップの配置は下図のようになっています。
今回実装されるマップの「Lighthouse(灯台)」はShorelineの左上に位置します。
そのため、Shorelineのような海岸線を持ち合わせています。加えてLighthouseの右上にはReserveが位置しており、Reserveの脱出手段の1つである装甲列車がトレーラーに登場しています。
また、未実装マップTownとReserve、Shorelineの汚水を処理するための施設も存在しているように見られます。
<新武器、武器関連パーツ編>
新武器や新しいサイトなどは過去にある程度記事にしていますが今回のトレーラーでも公開されていますね。
過去の武器考察
- https://ministryoftarkovinfo.com/4166
- https://ministryoftarkovinfo.com/4217
- https://ministryoftarkovinfo.com/4138
- https://ministryoftarkovinfo.com/4086
- https://ministryoftarkovinfo.com/4019
- https://ministryoftarkovinfo.com/3855
- https://ministryoftarkovinfo.com/3808
以下トレーラーに映った武器、やサイト類です。
新しい武器は過去の考察である程度記事にしているのではここでは省略します。
ダブルバレルショットガンのみ名称が恐らくわかりましたので記載しておきます。
Double-Barrel
特筆すべきなのは下図のRGOです。
今回実装される新しいグレネードのようです。これまで事前に画像での公開はなかったように思います。
このグレネード調べたところかなり厄介な存在になってきそうです。従来のEFTでは時限式の信管の物しかありませんでした。(時間経過で爆発するもの)そのため、爆発するまでの時間が短いものが室内や近距離での戦闘にかなり使用されていると思います。
引用したページ:https://ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%A0%D0%93%D0%9E_(%D0%B3%D1%80%D0%B0%D0%BD%D0%B0%D1%82%D0%B0)
しかし今回実装されるRGOは固い表面に衝突すると起爆する仕組みが組み込まれているようですので、壁や地面に投擲し、ぶつかると爆発するようです。(インパクトグレネードのこと)
上図では約15mくらいの距離にあるコンテナに向かって投げておりぶつかった瞬間に爆発しています。
内部の仕組み的に調べた限り仮に爆発しなかった場合約4.2秒後に自爆するようになっています。F1グレネードと同じような時限式の仕組みも入っているようです。おそらく筋力が付いた状態で真上に投げると地面にあたる前に爆発するかもしれませんね。
インターネットに公開されている実物の情報では殺傷範囲が50~100mとなっておりEFTでどこまでそれが再現されているかが気になります。
この手榴弾の設計思想としては防衛時に使用するようです。
手榴弾ですが重量は1つ500g以上もあるのでそれなりの重さがあります。野球ボール1つが約142gなので3つ以上の重さがあることになりますね。かなり重い印象を受けます。
次に以下の画像の投擲物ですが確証がありません。こちらは参考程度にお願いします。
こちらも公開されていませんでしたが新しいフラッシュバンのように見えました。
恐らくですがアメリカのSTC社製 MODEL7290というフラッシュバンのように見えます。しかし、起爆したシーンがない為、確証が得られませんでした。
投擲物を取り出した瞬間の形や溝の形状から調べた限り以下の物が目に留まりました。
仕様書を確認したところ起爆が1.5秒、重量665gとかなり重たいようです。
実装されているZaryaと比べるとかなり重さがかなり気になるところですね。Peacekeeperで販売されそうな気がしています。
現物のスペックシートを元に比較表を作ってみました。
Zarya | CTS MODEL 7920 | |
重量(g) | 180 | 665 |
大きさ(mm/高さ) | 125 | 148.5 |
起爆時間(s) | 4 | 1.5 |
音圧レベル(dB) | 160±15@10m | 165-175 @1.5m |
光度(cd) | 40×10^6 | 2×10^6 |
※cdは光度の単位です。カンデラと読みます。学校で習うルーメンより大きい単位です。
うーん記載してて思いましたが、ゲーム内のZaryaは起爆時間が2秒なので参照したところが悪かったのか信憑性がないような気がしてきました。
そもそも新しいフラッシュバンなのかも怪しいのでこの辺で止めておこうと思います。
<新要素編>
レンジファインダー(距離計)が登場していましたね。
個人的にはかなりほしいアイテムとして実装をひそかに望んでいました。従来の測距方法はPSO-1のような簡易的なレンジファインダーやスコープのレティクルの間隔から計算をすることしかできなかったように思います。特に100mヘッドショットなどはオフラインレイドなどでマップの大体の距離を感覚的に測ってチャレンジしていたと思います。
今後はゼロインとスナイピングポジションをかなりの精度ですり合わせすることが出来るようになりそうです。(弾薬によるゼロインの問題は別として・・・)
また、戦争映画でよく見るようなペアでのスナイピングがよりやりやすくなると思われます。
1人は狙撃手、もう一人は観測手の役割です。ソロプレイヤーにとっては連携が出来るうらやましさがでてきますが、個人でもあらかじめ距離を把握しておく手段が出来るだけよしとしましょう。
実装予定のRANGER1500ですが公式サイトから仕様を見つけたので以下に記載します。
画像引用元:https://vortexoptics.com/rrf-151.html
仕様を見る限り1500ヤード(9~1372m)まで対応しているようです。トレーラーではメートル表記でしたが、実物はヤード、メートルの切り替えができるようです。日本ではメートル単位が一般的なので切り替え機能がEFT内であったとしてもあまり使用しないかもしれませんね。
測定時間は約1秒なので観察対象の距離は1秒後に表示されると思います。
倍率は6倍です。それなりの距離でも使用できそうです。
ここに公式サイトの仕様書を載せておきます。
実機はいろいろ機能が付いているみたいですがどのあまりEFTでは操作が必要な機能は実装しなさそうな気がします。興味があれば覗いてみると面白いかもしれませんね。
こちらは弾詰まりのシーンです。
過去に記事にしましたが、この映像を公開するということは実装されているすべての銃器に弾詰まりのモーションが追加されたと考えてよい気がします。
既存の発射不良は恐らく不発弾などのような気がしています。戦争映画のような弾詰まり(ジャム)は12.12によって再現されてくると思われます。
トレーラーの約2:30秒を確認するとわかりますが、映像ではAKのチャージングハンドルをただ引くだけでなく力を入れて引いているように見えます。そのため、従来の発射不良よりより長い時間銃を愛でる必要がでてきますね。
加えて銃の先端のサプレッサーが赤く過熱しているよう見えます。こちらもオーバーヒートの機能が追加されているかもしれません。
これにより飛び出しフルオートばらまき戦法はそれなりのリスクが出てくると思います。ある程度リスクを理解して立ち回りを考えないと今後はかなり痛い思いをする機会が増えるかもしれませんね。
最後に
Twitterなどで一部の情報をまとめてく教えてくださった方ありがとうございます。この場でお礼申し上げます。
インパクトグレネード、ジャム、レンジファインダー、新武器、追加要素が満載です。レンジファインダーは個人的にかなり切望していたアイテムなのでこのサプライズには感動しました。
追加要素などのやレンジファインダーなどにより今後の動きは少し意識して変えていかないと私のような石頭では全く通用しない戦闘になりそうです。VOIPなどが今回追加されるのかは知りませんが、ある程度連携がより強力な鍵になりそうです。
またわかった内容があればここに追記しようと思います。
以上です。