この記事は2024年xx月xⅹ日 EFT ver 0.15.2.0.xxxxx 時点を基に作成しています。
今回東プレ様のご厚意によりキーボードのレビューをさせていただけることになりました。
この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございます!
検証機種
今回の検証機種は以下のモデルになります。
- R3 Keyboard (R3HI17)
- GX1 Keyboard (X1UC13)
- GX1 Keyboard (X1UC11)
REALFORCEのキーボードは現在大きく分けて3つカテゴリーに分かれています。
シリーズ | カテゴリー | 特徴 |
R3 | プレミアム | ・キーボードの角に丸み ・R3Sの上位機種 |
R3S | スタンダード | ・キーボードの角が直角 ・ベースモデル |
GX1 | ゲーミング | ・他のモデルと比べAPCの設定がより細かくなる ・ラピットトリガ-相当の機能が追加 ・同時押しした場合ストッピングが出来る ・物理キースペーサの付属 |
以下に公式サイトへのリンクを掲載しています。
メーカーと製品は認知していましたが、実際に使用し続けたことがない私のREALFORCEに対する今までの印象は高級キーボードかつ静電容量無接点方式のキースイッチを使用した高耐久製品というイメージです。
機種1: R3HI17
機種1は以下のモデルです。

<製品特徴>
この機種では主に分割スペースキーとキーマップの変更によりEFTのショートカットがどのように割り振られるのかを中心に検証を行ってみようと思います。
R3HI17 製品仕様

この製品はREALFORCEシリーズの中で唯一スペースキーが分割されています。
デフォルトでは両方ともスペースキーとして割り当てられています。
キーの新規割り当ては専用ソフトを使用することで割り当てができます。
専用ソフトの使用感や使用方法に関して後述します。

他のR3シリーズは大体のモデルが押下圧が30g、45gまたは可変(30,45混合)と選べますが、この機種は45gのみになります。テンキーレスモデルもありません。
また、後述する同社のゲーミングキーボードであるGX1を使用するとどれだけEFTのプレイが変わるのかも見ていこうと思います。
機種2: GX1 (押下圧30g)
GX1 (押下圧30g)は以下のモデルです。

機種2 製品仕様

機種3: GX1 (押下圧45g)
GX1 (押下圧45g)は以下のモデルです。

機種3 製品仕様

機種の機能比較
今回比較をするにあたって、キーボードの機能がどれだけEFTを便利、または影響を与えるのかを考えて比較検証をしてみようと思います。
提供頂いた東プレさんのキーボードにおいて気になっている機能をそれぞれまとめてみました。
機能 | R3 (R3HI17) 機種1 | GX1 機種2,3 |
無線対応 | 〇 | – |
静電容量無接点方式 (東プレスイッチ) | 〇 | 〇 |
カラーパネルのカスタマイズ | 〇 | – |
キーストローク | 4mm | 4mm |
APC対応 | 〇 ※0.8mm/1.5mm/2.2mm/3.0mmの4段階 | 〇 ※0.1mm単位 30段階 |
Dynamic mode 機能 | – | 〇 |
Kill Switch 機能 | – | 〇 |
キー荷重 (30g, 偏荷重, 45g) | 45g ※R3HI17は45gのみ | 30g or 45g |
静音スイッチ | 〇 | 〇 |
全キー同時押し | 〇 | 〇 |
専用ソフト対応 | 〇 | 〇 ※ゲーマー向け機能を追加付与 |
分割スペースキー | 〇 | – |
LEDバックライトのカスタマイズ | – | 〇 |
物理キースペーサの追加機能 (別売り) | – | 〇 |
その他補足
HPには表記特にありませんがキーボードのキーキャップは基本的に市販のものとは交換ができないようでした。
REALFORCEは基本的にキーキャップ側のはめ込み部分に「I字」の溝が彫られています。
メカニカルキーボードでよく使用されている「CHERRY MX」のキーキャップのはめ込み部分の形状は「+」になっています。そのため、基本的には市場に大量にあるCHERRY MX対応キーキャップは取り付けは出来ません。

以下はGX1のキーキャップです。
こちらはCHERRY MX対応キーキャップが使用できます。

GX1のみCHERRY MX対応のキーキャップが使用できるようです。
現在の私のキーボードはEFTの元ネタやその他情報を追うためキリル文字が入ったキーキャップに変更しているため、この仕様は非常にありがたいです。
GX1以外のキーキャップを取り換える場合は同社の別売りキーキャップから選びましょう。

検証内容
前置きと趣旨説明
R3HI17においてEFTで気になったのは分割スペースキーの割り当てに何かを付け加えられないかという部分が気になりました。
キースイッチに関しては静電容量無接点方式でほかの方が山ほどレビューをしていると思うのである程度割愛します。
今回使用するキーボードのキーはメンブレンやゲーミングキーボードなどに多いメカニカルスイッチ、磁気式とは異なる静電容量無接点方式というものです。
非常にざっくり説明するとスマホの画面のようなイメージです。スマホの画面は静電容量方式により触った場所が反応します。指で触る代わりにキーでその場所に触れる(無接点)ため反応する仕組みです。
厳密には違うと怒られるのでこの辺にしておこうと思います。
EFTは非常にショートカットが多く、キーの割り当てを変更して使いやすくしたいものあります。
キーボードではありませんがすぐにできそうな対策は、ゲーミングマウスによくあるページ送り、ページ戻しなどのサイドに付属しているボタン2つにキーの割り当てを行うというものです。
ver0.14.5から新しくパルクール、ver0.15.0から依託射撃やバイポッドの展開、設置のキーが追加されたりしました。
そのためデフォルトでのキー配置だけでは操作が苦しくなってきた部分もあります。
デフォルトのショートカットキーでもできなくはないですが指の移動範囲が増えたり、ショートカットを押し間違えたり、そもそも覚えきれないということが増えてきました。
今後も機能が増える可能性も十分にあり得るので今のうちに新しいキーの割り振りを作って対応しやすいように環境を作っていこうと思いました。
今回のレビューはこういったキーボードとその機能があるけれどそれがEFTにおいてどのような使い方ができるのかを模索するというのが一番の趣旨になります。
そのため、このやり方が最適解で必ずしもいいというわけではないです。この記事を基に個々人が思いつくいいやり方、使いやすい方法の礎にしていただけたらと思います。
共通の検証内容
各キーボードの特徴から試したい項目を洗い出してみました。
純粋な比較というより、目的の機能を使用するとどの程度EFTが快適にできるかどうかに焦点をできるだけ当てています。
今回使用するキーボードには全てAPCの機能があります。
APCとはキーを押下した時にどれくらいキーを押し下げると反応するのかの設定が出来ます。
そのため共通になる部分も洗い出しておきます。
- APCの効果はどれだけあるのか?設定することでどれだけ誤入力が減るのか
- キーストロークはどれくらいが適切なのか?
- R3HI17とGX1の分解能の違いの肌感覚
- 長時間使用した時の指の疲れ具合(特に薬指、小指)
- 普段から使用していた従来キーボード反応速度の違い(体感)
検証内容:機種1

こちらのモデルはR3シリーズになるので有線と無線の両方に対応しています。
無線で使用するときの乾電池も付属しています。
有線で使用する際は付属のType C to Aのケーブルを使用します。
Type C側がキーボード側です。
しっかり最後まで押し込むとカチッと音がします。

有線で使用する際は乾電池は不要です。
無線で使用する際は付属のドングルが無い為、別途購入する必要があると思います。
今回は割愛します。
機種1 検証内容
- 分割スペースキーに割り当てる候補
- Vaulting(パルクール)
- 感想:デフォルトのキー配置だけでできるのではな?
- 廃棄ボタン(デフォルト:Del)
- 感想:使用したいユーザーは結構いるとは思いますが、こちらはキーボードよりマウスに設定を割り当てたほうが良い気がします。
- 武器チェック + ジャム解消
- 感想個人的にはこの検証項目が一番良かったです。
銃が不良を起こすと非常にスムーズにに弾詰まりを解消できます。
- 感想個人的にはこの検証項目が一番良かったです。
- Vaulting(パルクール)
検証内容:GX1(押下圧30g, 45g)

基本は本体と取扱説明書です。
オプションとして物理的なスペーサを入れることが出来ます。
スペーサに関してはお財布の都合で年末に購入してレビューをするか検討します。
機種2,3 検証内容
- R3にはないDynamic mode機能はEFTにおいてどれほど移動等に影響があるのか
- 感想:まずDynamic modeとはキーを押して離すときにどれだけキーが上に上がると入力がオフになるかどうかの設定です。
キーをすぐに話したつもりでも入力が続いている時があります。
そういった悩みを解決できる機能です。
EFTにおいては特に切替しの動きにおいて素早動くことが出来ました。有効そうでした。
- 感想:まずDynamic modeとはキーを押して離すときにどれだけキーが上に上がると入力がオフになるかどうかの設定です。
- 30段階のAPCはR3モデルの4段階と比べてどれくらい体感できるものか
- 感想:GX1は30段階のAPCが設定できます。押下1mmから30mmまでの30段階に割り当てることが出来ます。先ほどの分割スペースキーもAPCが設定できますが、4段階までです。
一番軽い0.1mmを使用してみましたが、ほぼ指を置いただけで反応してしまいました。
- 感想:GX1は30段階のAPCが設定できます。押下1mmから30mmまでの30段階に割り当てることが出来ます。先ほどの分割スペースキーもAPCが設定できますが、4段階までです。
- Kill Switch昨日はEFTにおいて有効的なのか
- 感想:
- GX1のみに付属するキースペーサの調整はどの程度の体感が変わるのか
- 感想:
- その他専用ソフトで設定できるのキーマップ入れ替え、キーマップ2面切り替え
- 感想:
- キーの重さによるプレイ感覚の違い
- 感想:
検証結果・所感
それぞれ検証を終えて使ってみた所感をここにまとめました。
機種1:R3HI17
こちらの機種は

機種1 検証内容と所感
- 分割スペースキーに割り当てる候補
- Vaulting(パルクール)
- 感想:微妙、ジャンプボタンの横にあるためデフォルトキーで十分対応できそうでした。
- 廃棄ボタン(デフォルト:Del)
- 比較的便利ではある気がします。
しかしながら、こちらはマウスの余っているキーの割り当ててしまった方が楽かもです。
- 比較的便利ではある気がします。
- 武器チェック + ジャム解消
- 個人的には一番有効でした。
私のタルコフにおける弾詰まりを解消するショートカットはShiftを必ず挟むため、移動が止まります。
その隙が減った為かなりキャラコンがしやすくなりました。
- 個人的には一番有効でした。
- Vaulting(パルクール)
気づき
分割スペースキーなのでキーボードになれるまで誤タッチが増えます。
ゲーム中の誤タッチは普段とそこまで変わらない印象ですが文字入力においてはその横にある「無変換」キーを押してしまいカタカタや半角カタカナになることが多々出てきました。今まで使用してきたキーボードではほぼ起こらなかったミスですが今回はかなり増えました。
そのためある程度キーの配置になれる必要があります。
45gのキーを押した時の感覚ですがキーボードに少しずつ力を入れて行ったときに一定の押下圧でスコンと落ちるような感覚に近いです。30gのGX1と比較すると非常に軽くなっています。
機種2(GX1(押下圧30g, 45g))
機種2 検証内容と所感

気づき
機種3
機種3 検証内容と所感
気づき
専用ソフトの機能とページ一覧
専用ソフト自体は製品を持っていないとインストールしても、どのような機能が使用できるのかは閲覧することができませんでした。
以下は製品を接続すると表示される項目です。
入力キーのヒートマップです。
よく使用するキーが分かります。

以下はAPCの設定画面です。
以下の画像はキーを押下した際2.2mmで入力されるように設定しています。
1.5mmまではそれなりに入力できましたが、それより浅い0.8mmは誤入力が非常に増えました。

以下はキーマップの入れ替えが出来る画面です。
ドラッグアンドドロップでキーの割り当てができます。
下から入力したいキーを選択しドラッグ。上のキーボードの設定したい場所にドロップします。

GX1のみの機能と付属品
今回比較に用いたR3シリーズのR3HI17とは別にGX1にはゲーム用に新たに追加された機能があるようです。
その機能一覧と専用の付属品に関して特筆していきます。
映像(メモ)
この項目を差し込む場所を選定中
この項目は実際にそれぞれのキーボードを使用した際の簡単な動画を掲載予定。
分割スペースキーの場合は気割り当てをした際に一番良かった設定を使用した場合の指使いがどのようになっているかを撮影掲載。指の運びをリスナーにイメージさせるために作成。
GS1に関してはAPCで4種類ある設定をそれぞれ使用した時のWASD入力時の反応の差異が分かるスロー映像を準備予定(スロー撮影や比較がうまくいかない場合はタイピング時の映像を比較検討する予定)
補足
REALFORCEのキーボードは一部のビックカメラ、ソフマップ、ゲーミング施設で見ることができるようです。
私も見られる限りの現物を探し、ほかのキーボードも含め色々触って1時間くらいうろうろしていました。
以下のリンクでREALFORCE公式サイトにおいて展示店舗情報が確認できます。
基本はビックカメラに置いているようです。
記事作成時時点で24店舗のビックカメラで展示されているようでした。
その他ソフマップが4店舗あります。
REALFORCEキーボードの一番の特徴である静電容量無接点方式のキーは身近なところで言えばセブン銀行などのATMのテンキーに使われていたりするようです。
社会人なら触る機会が多少はあると思います。押し込んだ際の独特な感じが個人的に好きです。
追記予定・記事構成思案中
(20241017_下書き)
今まで使っていたキーボード含め一度うち心地や慣れるためにタイピングを行ってみました。
タイピングは各3回実施し平均が出るようにしてみました。
キーの重さ、配置(テンキーは除く)、作りが同じ静電容量無接点方式のため「R3 Keyboard (R3HI17)」分の測定はGX1(45g)として実施し省略します。
30gは今まで体験したことがない為、今回のタイピングではなれの影響で大きくスコアに差が出てくるかもしれません。
測定はeタイピングの日本国憲法の入力にします。
以下選定理由です。
- 出力される内容が一定のためタイムの比較がしやすいため
- 入力内容が同じであり単純な入力する感覚の違いを出しやすいと思ったため
- 長文(1500字程度)を入力する記事作成においてどのような感覚なのか(筆者都合)
単純な打ち心地の比較のためキーボードの設定は無しにしています。
(後ほど専用設定用ソフトのキーボード設定を掲載する)
回数 | 完了タイム | ミスタイプ | 入力率(%) |
1 | |||
2 | |||
3 |
回数 | 完了タイム | ミスタイプ | 入力率(%) |
1 | |||
2 | |||
3 |
回数 | 完了タイム | ミスタイプ | 入力率(%) |
1 | |||
2 | |||
3 |
APCとラピットトリガ相当の機能を設定した場合も計測してみました。
回数 | 完了タイム | ミスタイプ | 入力率(%) |
1 | |||
2 | |||
3 |
回数 | 完了タイム | ミスタイプ | 入力率(%) |
1 | |||
2 | |||
3 |
最後に
検証を終えての感想を記載予定。
謝辞